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あ〜やっぱり!

今、本屋さんに行くと、店頭に並んでいるのが、吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』です。今更なぜ?なのですが、いや、当然ですよ、とも思われます。私が高校1年の時、現代社会という科目がありました。授業中にふと、教科書に目をやり、思わず目が点になりました。そこに書いてあった言葉にやけに感動した記憶があります。何が書いてあったかは、具体的に覚えていません。でも、すごく感動しました。それが『君たちはどう生きるか』の一節だったのです。

ただ、私にはその感動をシェアできる友人は一人もいませんでした。そういう時代だったと思います。というのは、当時は、ああいう堅苦しくて、良い子っぽい文章や考えが俗世間では受けていなかったのです。いわゆる良い子がちょっとカッコ悪いみたいな・・・。ただ、気にせず、あの文章はとても感動的だと声にすれば、周りの人には響かなくても、必ず、同じ考えを持った人がいたことでしょう。ということで、ずっと封印してきた『君たちはどう生きるか』ですが、今こうして人気の本となっているのはとても嬉しいことですね。

やっぱり今読んでも感動します。大人が読むと、きっと忘れていたものを思い出すみたいな・・・。今は、漫画バージョンもあるそうで、読みやすく、世代を問わず、感動を共にし、この世の中で生きていくことを学ぶのでは・・・。

私は今、東京にいます。長年、中学や高校の非常勤講師をしてきましたが、昨年は特に肝心の英語力ということろを求められるなく、席を立つ生徒の注意してばかりの1年間でした。もちろん、学習意欲の低下している生徒への対応は重要なのかもしれません。が、英語の講師である以上、英語で勝負したいものです。春日英語教室はもちろん、英語で勝負です。大切な生徒さんのためにも、英語力・指導力の向上のために東京で研修を受けています。とても勉強になります。

一人で教室を営んでいると気づかないことも多く、『君たちはどう生きるか』を新幹線の中で読み、大人数の中の研修に参加し、様々な人と出会うことで、まさに自分もこの世の中の分子であるんだなぁとつくづく感じました。

『君たちはどう生きるか』、当教室の本棚に入れておきます。ご興味ある生徒さんは是非お読みくださいね。

ハードカバーです。(超貴重!)
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