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小学校英語を公立の小学校と民間の英語教室の立場から考える♫

今日は、とっても有意義な日でした。

昨年末にご依頼頂きました「小学校英語」についての発表をしました。

発表の場を設けていただいたのは、「新春のつどい実行委員会」さまです。

この会は真の教育者の方々です。本当に子供が好きで、子供のための良い教育のために日々活動されています。公立の小学校や中学校、高校などの現場の先生方です。

当教室では、現在「生徒募集」を行っています。多くの児童・生徒の皆様の英語指導に携わり、それぞれが将来英語で困ることのないような英語教育を提供しています。英語を専門とし、長年の実績を通じて、そのような本格的なプロの指導をすることができると自信を持って言うことができます。

パネラー記念です!

しかし、2020年度から始まる小学校英語において、実際、小学校で英語の授業を行い、評価をするのは、「担任」の先生方なのです。

小学校の先生は「英語の専門家」ではありません。また、小学校の現場はとても多忙なのです。その上、英語となると、これはもうどうしたら良いのか…。今から憂鬱でならないことでしょう。

じゃあ、「先生方に英語を勉強して貰えばいいでしょう」と気軽な意見も出てきています。が、英語の専門家として、言わせていただきます。

「無理です!」というか、「英語のスペシャリスト」になるには、いくら児童英語であっても、数年、もしくは、10年かかると思ってください。英語はそんなに浅はかな言語ではありません。ましてや、児童に教えるのは、技が必要です。初心者に教えるほど難しく、責任重大なことというのを忘れてはなりません。

なぜ担任の先生方が英語を教えなくてはならないのでしょうか?人件費削減のため?

もし、担任の先生方が授業をすることへの意味として、先生が完璧な英語じゃなくても、一生懸命やっている姿を児童たちに見てもらい、「あ〜、先生もかんばってるな〜。じゃあ、私も(僕も)頑張ろう!」って思わせる。「塾じゃなくて、義務教育の場だから、完璧じゃなくてもいいの」というのは、正直おかしいと思います。

子供達は、「本物」を求めています。私も10年ほど中学校の教壇に立っていましたから、これはよくわかります。私はフォニックスを教えましたし、英語の芯の部分に触れた時の子供達の真剣な眼差しは忘れることはできません。真剣なんです。だから、教師も真剣にならなければ。

もし、すべての小学校で英語のスペシャリストを採用したら、もう日本全国どこにでも児童英語教室はいらなくなってしまうかもしれません。個人的にそれでも構いません。なぜなら、日本に住む子供たちが正しい英語を学ぶことができるなら、それは「春日英語教室」が求めているものと一致します。今は学校英語に欠けた部分に対して需要があるわけです。そこに我々英語教室というビジネスが成立しているのです。そして、全国の英語教室への需要がなくなった際には、我々英語のスペシャリストを小学校の教壇に英語専門教師とし立たせるチャンスを与えてくれれば良いのです。

熱く語ってしまいましたが、「小学校英語」の行方…。どうなるのか。でも、一番の根底にあるのは、「子供達の良き未来」です。そこを起点として考えてまいりたいと思います。

これからも「小学校英語」について行方を追っていきますよ!

どうかよろしくお願いします。

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