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使役動詞について causative verb

昨日の高校生の授業で、「使役動詞」についての質問を受けました。


使役動詞って、「〜させる」という意味ですが、この「〜させる」にも幾つか意味があります。


教科書の例文は、


    I had the doctor check my leg. 私は医者に脚を診てもらった。

    I got my mother to buy a dress for me. 私は母にドレスを買ってもらった。


この場合、had は、「〜してもらう」の意味。で、これは、I had my leg checked. とも言えますが、

脚を診たのが「医者」であることを強調したい場合、I had the doctor check my leg. がふさわしいでしょう。


また、ポイントは、使役動詞の後にくる動詞の形は、


 make, have 🔜 原形

 ただし、have の後に ものが来る場合は、過去分詞。


 get の場合、その後に人が来る場合、その後の動詞の前に to を入れる。


みんなが混乱してしまうのは、make, have, get, let の使い分けです。


     (強制して)〜させる          make

     (丁寧に依頼して)〜させる 🔜 してもらう have (got)    

     (許して)〜させる           let


(余談ですが、)私は、Youtube.comで、「使役動詞」について調べていましたが、面白い現象に気づきました。

それは、以下の例文を見たとき、


  He had the students do the assignment. (request, asked)


これは日本語に訳すと、おそらく、「彼は生徒に宿題をさせた」だと思います。

でも、本来、使役動詞 have の意味は、request やasked なので、「させる(た)」は

言いすぎかなぁと・・・。


この例文から、英語圏では、先生が生徒に宿題をさせる場合、「お願いする」「依頼する」という

意味で使っているということがわかりました。ただ、先生が生徒に宿題をするように言っているわけなので、礼儀正しくこの表現を発している、と解説しています。


つまり、英語圏の先生と生徒の関係。ここが分かれば、この例文の意味がしっくりきますね。

なんだかこの例文、気に入りました。個人的には、「させた」という英語を日常では使う機会がないので、

使役動詞が難しく思えるのも納得できます。


あとは、使役動詞は、中級以上のレベルで、このレベルにくると、英語で説明を見たほうがわかりやすいかもしれません。Youtube.comのリンクを貼っておきますので、どうぞご参考に。


https://youtu.be/ZyfLxDTlsOQ  こちらです。


こちらはオススメの英文法教本。ある程度まで英語が上達したら、英文が自然だからなのか、英語は英語で学ぶと分かりやすいです。



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